AIR アーティストインレジデンスプログラム(岩倉市hazi /ジョグジャカルタASP)
時の船okurimonoプロジェクト(未完了)
オクリモノ 移動する企画 アセンダント(2020)ASPジョグジャカルタ滞在初期企画
移動するひとりの人間を通して、交流される様々な何かについて。
概要:移動する一人の人間を通して、まだ出会っていない見知らぬ人同士が、物と物を 交換する。(交換における過程や経過等を映像作品として記録する。)
内容:移動する人間(企画者)を起点として、まだ出会っていない人同士がそれぞれに「自分の一部であり 他者に無償で分け与えられるもの(オクリモノ)」をおくりあう。見知らぬ人や土地に対して思いを馳せる実験企画。
企画参加対象者:起点である企画者とつながり・縁がある人、表現者、アーティスト、文化的なもの に携わる人、この企画趣旨に合う人等。
オクリモノ:ここで定義するオクリモノは、「その人の自分の一部であり 他者に無償で分け与えることができるもの」として提供された物のこと。
企画者:篠田ゆき ahikahita @ gmail.com #ahikahitayukishinoda
プロジェクト期間:2021年 1月 ~ 2023 年 12 月
さまざまな場所に移動してアーティストや文化に携わる人たちと接触、この企画を提案する。
経過と結果
沖縄と愛知を移動し、友人、出会った人と交換を行う。(2020年10月〜2021年1月頃)
手法がうまくいかず、4回ほどの交換を行った後、企画が頓挫し現在に至る。
Swinged the Sticks
棒を振った。
#01
#02
Without Borders exhibition / Wales Elysium gallery
202107.17 〜 2021.08.20
イギリス()Wales @ Elysium gallery
Without Borders exhibition に参加させていただきました。
2枚のdrawingを出品しています。
(さまざまな国のアーティストが紙の作品をつくり、それを集めて各地で展示し、最後は一冊のアート本にして保管する企画)
Without Borders exhibition
このプロジェクトが目指すのは、世界中のアーティストとコミュニティを繋ぐことです。
壁を無くしたり、友情及び同盟を結んだり、隣の誰かと繋がったりすることを目的とした Without Borders。世界中のアーティストを集め、それぞれが紙のページに作る作品は一つの展示となり国を跨 いで巡回します。作品はそれぞれ切り込みのある棚に差し込まれ、自立するように展示されます。
巡回は Elysium Gallery から始まり、終了後にそれぞれのページは一冊の本にまとめられ、次のギャラリーに送られます。次の会場で本は再び分解、展示され、再び一冊にまとめられた後にまた次の展示会場へ移動します。またこのプロジェクトは電子カタログを通してインターネット上でもアクセスが 可能です。
全ての巡回が終了した後に、全ての作品は他に類のないアート本として正式に製本され、特別な文書室 に保管されます。
【このプロジェクトについて】
Elysium ギャラリーのディレクター ジョナサン・パウエルと、1SSUE アート本の共同編集者 ヘザ ー・パーネルによりキュレーティングされるこのプロジェクトは、創造の多様性、そして参加アーティストの作品の民主的な表現をポータブルでアクセスしやすい形式で人々に届けます。全て同じ大きさの ページで構成されるアート本は、作品に対し容器としての役割を果たすことで、”Borders” 、すなわ ち「境界」という概念を探究します。「Borders(境界)」は文字通りあるいは目に見えない線で、つまり分断や隔たり、限定の線を表現しています。「Without Borders(境界線の無さ)」は今の世界状況において特に喚起的なコンセプト と言えるでしょう。速度を増し続ける反動的な政治は、国と国との隔たりを大きくも小さくもします。 また広がりを見せる富裕層と貧困層の隔たりと物理的、地理的そして社会的な壁は、脆く儚い生と死の 境界と共に、このパンデミックによってこれまで以上に浮き彫りになってきています。
【1SSUE アート本について】
:2002年、ウェールズの首都カーディフでリチャード・コックスの編集のも と始まり、現在はリチャード・コックス、ヘザー・パーネル、ヒラリー・ワグスタフ、フィル・ミード が共同編集。非常に充実したアーティストのコラボレーションである各 1SSUE は、一般的な本作りの固 定概念に収まらない独創的で実験的、そして遊び心溢れるページの集まり。これまで100人以上のアー ティストが 1SSUE に参加しています。
1SSUE のホームページ: https://1ssue-project.tumblr.com/https://vimeo.com/333201633
【Elysium Gallery(エリジアム・ギャラリー)について】
:2007年ウェールズのスウォンジーにて設立 し、現代美術画廊、劇場、アーティストスタジオを提供。若手ベテランを問わず多くのアーティストに 対し積極的にサポートすると共に、全てのクリエイティブな活動の実験と自由、見解を推奨する環境を 構築し、ビジュアルアートと舞台芸術への参加を奨励しています。
Elysium のホームページ: www.elysiumgallery.com
Without Borders exhibition 巡回展
▷Wales (ウェールズ) Elysium Gallery, 2021年7月17日〜8月20日
▷Kyoto(京都) Art Spot Korin, 2021年11月30日〜12月12日
▷Nagoya(名古屋) AMC Art & Mind Center, 2022年3月12日〜4月10日
next → Venezia(ベネツィア)2022年9月頃を予定。
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365企画(2017-2018)
365企画
2018年(2017年10月~)
スマホで写真を撮ってインスタグラムで毎日シェアした企画。
日常生活圏内を感性によってトリミング。
途中挫折期間を設けながらも1年間継続した。
2018年12月、愛知県名古屋市で
公募展Photo&Art Feild展に出品。
翌2019年1月、セントラルギャラリーで同展に100枚の展示。
#ahikahita で検索
2018年12月
Photo × Art Field展 公募
ギャラリーA-1(愛知県名古屋市)
主催:PAF Photo × Art Field
2019年1月
Photo × Art Field Sprout 「種を蒔く」展
セントラルギャラリー(愛知県名古屋市)
主催:セントラルアートギャラリー
企画:Photo × Art Field
過去ステイトメント
2018,12
ahikahita,サーフェス,365企画
〇 この企画は、インスタグラム上で1年間毎日1つずつスマートフォンで撮影した画像をシェアしていくという名目で2017年10月28日(頃)に始まった。題材は、日々の生活圏内で見つけている。
〇 残念なことに、初期からコンセプトが定まらず、正確な記録が出来ていない。(※日付は画像の採取日)
〇 その目的は、自分が何をしたいのかよく分からなかったシノダユキが、自身の見ているものを通して何に魅かれているのか、何を見ていて何をしようとしているのかを知っていくというものである。
〇 なぜスマホでインスタグラムを使用したかというと、現代のSNS社会において、イメージを使った表現をするにはそれを選択することがとても自然であると思われたからである。
〇 また、なぜこのような個人的なことを公開の上行う必要があったのかというと、それは自分との約束を守るため、他者の目を感じる必要があったからである。必ずしも他者の存在が必要なのではなく、見られているという感覚が重要であった。しかし、そのように考えていたところに、SNSの特性「繋がる」を活用せずむしろそれを恐れ、より自己完結し、自分の世界に引きこもるという気質が浮かび上がった。これは、個人的なものだろうか?また、企画後期には毎日シェアするという約束もよく果たせておらず、ここには自分との約束を守れていないシノダユキの現在地が露呈している。SNSを使用しながら、他者とのつながりから距離を置きたがる、一見矛盾したこのような在り方の根源には、現代人に共通する何かはないだろうか。
〇 この個人的事業をあえて展示をする意味は、自分本位視点からはこの取り組みを整理すること、顕在化させ認識を自己内でパッケージして終わらせたいためであるが、この作業自体をさらすことによって、もしまだ見ぬ誰かが共感することがあれば、現代を生きる同志として、お互いに新たな発見や感覚を得られるのではないだろうか、と思案する。繋がることを恐れながら、なお繋がる事を求める、それは滑稽に見えて結構真剣な生きる意志である。
〇 今後の課題→ 相手にも同じものを見てもらうにはどうしたらいいか、作品の表現、手段を研究する。
2019,1
ahikahita,サーフェス,365企画
○この企画は、2017年10月28日に始まり、約1年間、毎日1枚がインスタグラム上で公開された。
題材は日々の生活圏内から見つけている。
スマートフォン撮影、インスタグラム加工。
100s
○365企画より、100枚にセレクトされた画像群。
Cute , Blacks , A plants, On the ground , In the skyとして分類。
○hidden line (隠された線)
ドローイングを研究する一環として取りくむ。
筆軸の後端などを用いて筆圧をかけ、光の具合で見えたり見えなかったりする線が描かれている。