365企画(2017-2018)

365企画

2018年(2017年10月~)
スマホで写真を撮ってインスタグラムで毎日シェアした企画。
日常生活圏内を感性によってトリミング。
途中挫折期間を設けながらも1年間継続した。
2018年12月、愛知県名古屋市で
公募展Photo&Art Feild展に出品。
翌2019年1月、セントラルギャラリーで同展に100枚の展示。

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2018年12月
 Photo × Art Field展 公募
 ギャラリーA-1(愛知県名古屋市)
 主催:PAF Photo × Art Field

2019年1月
 Photo × Art Field Sprout 「種を蒔く」展
 セントラルギャラリー(愛知県名古屋市)
 主催:セントラルアートギャラリー
 企画:Photo × Art Field


過去ステイトメント

2018,12

ahikahita,サーフェス,365企画
〇 この企画は、インスタグラム上で1年間毎日1つずつスマートフォンで撮影した画像をシェアしていくという名目で2017年10月28日(頃)に始まった。題材は、日々の生活圏内で見つけている。
〇 残念なことに、初期からコンセプトが定まらず、正確な記録が出来ていない。(※日付は画像の採取日)
〇 その目的は、自分が何をしたいのかよく分からなかったシノダユキが、自身の見ているものを通して何に魅かれているのか、何を見ていて何をしようとしているのかを知っていくというものである。
〇 なぜスマホでインスタグラムを使用したかというと、現代のSNS社会において、イメージを使った表現をするにはそれを選択することがとても自然であると思われたからである。
〇 また、なぜこのような個人的なことを公開の上行う必要があったのかというと、それは自分との約束を守るため、他者の目を感じる必要があったからである。必ずしも他者の存在が必要なのではなく、見られているという感覚が重要であった。しかし、そのように考えていたところに、SNSの特性「繋がる」を活用せずむしろそれを恐れ、より自己完結し、自分の世界に引きこもるという気質が浮かび上がった。これは、個人的なものだろうか?また、企画後期には毎日シェアするという約束もよく果たせておらず、ここには自分との約束を守れていないシノダユキの現在地が露呈している。SNSを使用しながら、他者とのつながりから距離を置きたがる、一見矛盾したこのような在り方の根源には、現代人に共通する何かはないだろうか。
〇 この個人的事業をあえて展示をする意味は、自分本位視点からはこの取り組みを整理すること、顕在化させ認識を自己内でパッケージして終わらせたいためであるが、この作業自体をさらすことによって、もしまだ見ぬ誰かが共感することがあれば、現代を生きる同志として、お互いに新たな発見や感覚を得られるのではないだろうか、と思案する。繋がることを恐れながら、なお繋がる事を求める、それは滑稽に見えて結構真剣な生きる意志である。
〇 今後の課題→ 相手にも同じものを見てもらうにはどうしたらいいか、作品の表現、手段を研究する。

2019,1

ahikahita,サーフェス,365企画
○この企画は、2017年10月28日に始まり、約1年間、毎日1枚がインスタグラム上で公開された。
題材は日々の生活圏内から見つけている。
スマートフォン撮影、インスタグラム加工。

100s
○365企画より、100枚にセレクトされた画像群。
Cute , Blacks , A plants, On the ground , In the skyとして分類。
○hidden line (隠された線)
ドローイングを研究する一環として取りくむ。
筆軸の後端などを用いて筆圧をかけ、光の具合で見えたり見えなかったりする線が描かれている。